コトリノトリのSixTONESブログ

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YouTubeの広告を見て、SixTONESにハマったド新規がSixTONESについて語るブログです。

映画 少年たちを観てきたよ!

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ようやく、ようやく、「映画 少年たち」を観てきました!!!!!!

 

バイトという名の予定が詰まっており、暇な日が今日、しかも夜しかないという状況の中、急いで一人で観に行きました。

 

映画の予告を見ながら、本編はまだか、まだかと待つ時間が辛かった!

もう心臓がドキドキばくばくいってた、絶対に言ってた!

 

ようやく、本編!と思ったら、いきなり飛行機の中。

え、どういうこと?と状況が把握できないまま、冒頭ワンカット、8分間のシーンへ。

いきなりSixTONESが現れて。ビックリしたわ笑笑

とりあえず、髙地くんの姿を探す。

うん、カッコいい!

テレビとかYouTubeとか、番宣でよく流れてるシーンだったので、結構冷静に見れた、最初は。

関西ジャニーズJr.の隣を通って、見えた先にはジェシー

あれ、服が変わってる?

ワンカットはここで終わりなのかな?

いや、違う!続いてる!

というタイムラグがあったため、事態をうまく飲み込めなかった!

とりあえず、ジェシーと照くんが暴力を振るって捕まったことはかろうじて理解。

 

その後は見慣れたシーンが続いたね。

ここだったかな、SixTONESのJAPONICA STYLE。

字が出てくるのは流石にダサすぎて驚いた。

うん、これこそジャニーズ。

 

ここからは一人ずつの感想を紹介していきます!

 

 

エガオ(髙地優吾)

最初の冒頭ワンカットは普通の髙地くんだった。

いつも通りの髙地くんが頑張って踊ってた。

カッコよかった!!!!!!

 

最初、ジュンに「よろしく」って話しかける髙地くんが一瞬、誰かわからなくなった。

いや、演技うますぎるよ。

笑顔なのに笑顔じゃない。

いつもの笑顔じゃないの、あのキラキラフレッシュな笑顔じゃないの。

自分の感情を押し殺してる、他人に伝わる感情をコントロールしてる、そんな笑顔なの。

伝わるかな?

エガオの感情が読めなくて、怖かった。

本当に、この人は信用しちゃいけないって思っちゃった。

笑顔の使い分けが上手すぎて、絶句した。

 

エガオの過去の回想シーン。

あれは恐怖だったよね。

いじめられてるときのエガオの表情が怖くて仕方がなかった。

へらへらしてるように見えて、もう爆発しそうな感じがビシビシ伝わってきた。

怖くて、怖くて、怖くて、怖くてしょうがなかった。

その後のシーン。

サイコパスとかそういうのを、通り越してたよ。

人を引きずって、あの表情。

もうどうでもいいとか、

復習してやる、

とかでもなくて、

狂気に近い感情を感じた。

あれを演じるってヤバくないか?

衝撃だった。

 

最初以外のパフォーマンスのシーン、歌ったり踊ったりするシーンのエガオはずっと笑顔だった。

感情を押し殺してる笑顔だった。

歌ってるときまで、意識してるのかと、プロだなと感じた。

最後になるにつれて、エガオの顔からどんどん笑顔が消えていったのも面白かった。

仲間を信頼しているのが表情だけで伝わってきた。

 

ホテルのスタッフになったエガオの笑顔は、普通の人間の笑顔だった。

役の心情の変化を笑顔、表情一つで表現してしまう髙地くんにただただ圧倒される2時間でした。

 

 

ダイケン(松村北斗

赤房にいるダイケンはなんか凄くSixTONES松村北斗だった。

ブランコのところにみんなが集まってて、「脱獄しよう」って決めたときに、

「しょうがねぇな」みたいな感じで入ってくるのは完全に松村北斗だった。

 

過去の回想シーンは一番共感できる内容だった。

大学受験、進学校の追い込み方ってキツイからね。

介護とか弟の世話とか、長男だからって任されて、でも親は忙しいから弱音なんて吐けなくて、何故生きてるのかわからなくなって、少し鬱みたいになっちゃって、

刺したときのダイケンの表情が凄くよかった。

よくわからないまま刺しちゃって、現実感のない感じの表情が、「もう疲れた」っていうのが凄く伝わってきた。

 

最後、ダイケンは監獄ホテルには行かない。

それは、彼がちゃんと居場所を見つけられたからかなと思った。

ダイケンはハッピーエンドで終わったのだと感じた。

 

ダイケンが途中で読んでたドストエフスキーの「罪と罰」。

あの内容がダイケンの過去に凄く似てる!

多分、ダイケンの過去はこの物語を元に作られてるね!

 

 

情報屋(田中樹)

樹くんは、出演するシーンが少ないけど、凄く存在感を放っていたよね。

看守にはニコニコしてるのに、赤房の中では凄く無口で、二重人格みたいだった。

 

情報屋は赤房のメンバーというより、傍観者。

ダイケンも言ってたけど、この状況を「面白がってる」。

彼がどんな罪を犯したのか、わからなかったけど、刑務所の中でやってること、情報屋と同じようなことをして捕まったんじゃないかな。

このメンバーの中では、一番犯罪者みたいだったよね。

最後、ジャーナリストになってるけど、何を書いてるのか、どんな記事を書いているのか、凄く不安になってしまった。

 

 

ヒロト森本慎太郎

戸籍がないって難しいよな、と感じた。

団体行動をしたことがない、だから人の気持ちを組むことができない、教育を受けてないから善悪もわからない。

そんな彼があの場所で、初めて団体行動をして、仲間ができて、少しだけど人の気持ちもわかるようになって、

ヒロト主体でこの物語を見ると、なんだか刑務所が悪い場所に見えないよね。

 

 

ジュン(京本大我

一番心情を掴みにくいキャラクターだった。

心情が動く場面がミュージカルみたいになってからね。

ストーリーテラーだから、仕方がないかもしれないけど。

だから、感想が書きにくい笑笑

最後、看守を引きつけるために登った彼。

なんで登ったんだろう。

心優しいから?次できた仲間は大切にしたいから?

あの場面を見たときに、すぐ判断できるものではないよね。

最後、ジュンは幸せだったのかな。

 

 

ジョー(ジェシー

めちゃくちゃカッコいいキャラクターだった。

溢れるリーダーシップ、熱い男、頼れる男。

赤房にいるメンバーを本当の家族のように大切にしている。

こういう人だから、罪を犯したのだろうなと思った。

心優しいが故に罪を犯してしまったのだろうと。

そんな彼は母親を看取ることができなかった。

母親に甘えられず、反抗して、大切さに気づいた頃にはもう遅い。

そのために登った彼は死んでしまった。

凄く残酷な現実を押し付けられているなと思った。

そんな過去を背負って、これから生きていくのだと思うと、凄く切ない。

 

 

という感じですね!

エガオダイケンは凄く映画らしくて、ジュンジョーはミュージカルみたいだった。

ミュージカルを見る脳と映画を見る脳を切り替えなきゃいけないから、この作品は見るのが難しいし、意味を理解しづらい。

 

罪を犯したことは悪いこと。

だけど、犯罪者も悪い人だとは限らないのだなと実感させられた作品だったな。

価値観も人によって、全く違うものになることもあるのだと思った作品でもあった。

あと、横山くんを見て、抑圧・独裁という形では平和にはならないということを教えているのかなと思った。

 

最初の冒頭ワンカットは、みんなの紹介を兼ねてるから、いつも通り、誰も役に入ってなかったんだなと感じた。

最後のエンドロールの左に出てくるパロディはめちゃくちゃ笑った。

冒頭ワンカットを二回撮ったとは言ってたけど、もしかしてもう一個ってこれですか?笑笑

 

結論、「映画 少年たち」はもう一回観たくなる作品でした。

また観にいくぞ!!!!!!

 

 


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